ヒット・マスボクシング(ヒットマス)の試合規則(ルール)
各位殿
暑中お見舞い申し上げます。
各位には日頃よりJKBAの活動にご理解を頂き有り難うございます。
早々と梅雨明け宣言があり、暑い日が続いております。
その中で西日本では未曾有の水災害に遭い、大きな被害が出ております、お亡くなりになられた方にはご冥福をお祈り申し上げます。
JKBAでは7月1日試合役員講習会を開催致しました。
今回、ヒットマスボクシング試合規則の改定を行い、採点基準の明確化を図りました。
ジャッジペーパーの開示に関し、より分かりやすいジャッジペーパーの内容と致しました。
赤色の部分が、今回改定したところです。改定版を参考に頂ければ幸いです。
8月5日はヒットマスボクシングの個人戦です。
皆様からご要望のありましたチャンピオンベルトが用意出来ました。
各クラスのチャンピオンはこの栄誉あるベルトを着用して記念写真を撮ることが出来ます。お楽しみください。
特定非営利活動法人 日本キッズボクシング協会
ヒットマスボクシング普及委員会
ヒット・マスボクシングの公式競技に必要なもの
- 「バンテージ」、JKBA認定もしくはこれに準ずるもの。
- 「ヘッドガード」、おもにバッティング防止のためのもの。
- 「グローブ」、試合用グローブ、もしくはソフトグローブで、両者同等の用具を使用する。この他ジュリが安全と認めたものは使用可能とする。
- 「マウスピース」、★赤もしくは類似色の物は使用禁止。
- 「服装」、JKBAのルールに準ずる
- 「コーナーゼッケン」、着用が望ましいものとする。
公式試合の認定
1.JKBAが大会を認定、管理する。
2.1ラウンドを2分とし1分の休憩を挟み計2ラウンドで開催する。
3.トーナメントの場合など、特例としてラウンド1分30秒、休憩を40秒に変更も可とする。
4.試合の運営は、開催団体が行い、試合データはJKBAが保管する。
5.試合は団体戦と個人戦があり試合データによりそれぞれランキングを広報する。ランキングは勝敗、参加回数などを参考として作成する。
レフェリー
1、構えはグローブより頭部が前に出さない事、パンチはナックルパートで打つ事、接近しすぎない事を指導し、これらを確認・指導したうえで試合をスタートさせ、競技中の寸止め行為を管理し、
顔面、腹部にパンチが接触した場合は「ストップ」をコールして、試合を一時中断し選手に接触した部位を指摘した後、各ジャッジ及びジュリーに2点の加点を告げる。「ボックス」で試合を再開させる。
2、レフェリーは軽微な接触に対して、試合をストップして注意する場合と、継続して進行させる場合とあり、その判断はレフェリーに委ねる。(ストップして指導することが望ましい。)
3、ボクシング用語を使ってレフェリングを行うが、場合によっては通常用語を使っての指導も可能なものとする。(アマは試合を続行させながら注意することが多くなっている。)
4、試合を「RSC」とする場合は、試合中体調の不調が見受けられた場合及びマスボクシングができないと認められた選手指示する。
*別紙「レフェリー・ジャッジの進行」あり。
*レフェリー・ジャッジは、白の襟付きシャツに白及び黒のスラックスを着用。
ジャッジ
1、ジャッジは、ヒットマスボクシング競技の採点をカウンターに、
ストレート・フック・アッパーカットの「ヒットマスパンチ」を加点して行う。
2、ヒットマスパンチの採点は、相手の攻撃を無視したものは採点の対象としない。
3、デフェンスは加点の対象と成り、各ラウンドごとに 優3点・良2点・可1点を防御点として加点することが出来る。
4、タッチパンチ反則に対する加点はカウンター数に含まれ、
ジャッジペーパに+②、+②として表示する。
5、勝敗はカウンターの数値により勝敗を決定する。
但し同点数の場合は下記5項を参考に勝敗を決定する。
①攻防技術が優れている。
②タイミング・バランスが良い。
③スピード・パワーが有る。
④スタミナが有る。
⑤リングマナが良い。
6、レフェリーから、2点の加点指示は反則パンチを受けた側に加点される。
7、ジャッジは採点の他にもレフェリーの死角となる部位へのタッチは、その旨レフェリーに対してコールすることが出来る、又は採点に反音映される。
8、ジャッジは本部席を除きリングサイド3面に配置し採点を行う。
ヒットマスパンチの定義
「ヒットマスパンチ」とは顔面、腹部への的確な寸止めパンチを指し、相手がパリー・ウイービング・サイドステップ・ステップバック・ダッキング・ブロッキ
ング等 の適正な防御反応がない場合に1点が
カウンターに記録される。この場合の寸止めとは、常識的な間合い、距離を指し、背の低い選手が必ずしも接近してヒットマスパンチを出す必要はない。10センチから25センチ程度を目安とする。
競技ルール
1、反則行為はレフェリーの指導範囲とし、採点にサ左右されない。但し同点の場合は勝敗に反映される。
2、レフェリー・ストップ・コンテスト「RSC」による失格負けとなる場合は、明らかに寸止めパンチが打ってないと認められた場合。
3、5秒以上攻撃をしない等の消極的な行為を指す、レフェリーの指導を受けた場合、相手選手に1点が加点される。
4、顔面・腹部、部位へのタッチは反則として相手に対し2点が加点されるが、その他への部位や、グローブへのタッチは採点に左右されない。
5、故意にタッチを受けたと認められる場合は、れふぇりーに接近を注意され、採点の対象とならない。
セコンド
1、セコンドは、リングの中に入る事の出来るチーフセコンドと、その補助を目的とするサブセコンドの二名で行う。2、セコンドには資格を要しないが、指導者が望ましい。
3、試合中選手へアドバイスや、指示声援は可能なものとする。但しレフェリーや相手選手に対する発言や暴言は禁止事項とする。
悪意によるタッチは失格と成る場合が有る::明らかに寸止めパンチが打てないと認められる者。
ボクシング用語を使ってレフェリングを行うが、通常用語を使っての指導も可能なものとする。
(幼児、幼年、年少の参加を考慮したもの)
ジャッジは本部席を除き、3面のリングサイドに配置しジャッジをする。
JKBAの試合と同様に、パンチのヒット数をカウンターでカウントしてその勝敗を決定する。
服装
JKBAの試合ルールに準ずる→ →日本キッズボクシング協会(JKBA)の試合規則(ルール)
試合出場資格
1、老若男女、健康体であり、マスボクシングが出来る事。(視力「コンタクト使用可」聴力等の障がい者の方が参加する場合は、そのことをあらかじめ申告して置かなければならない。
身体障がい者は指導者の推薦により出場可能とする。)
2、試合当日、・血圧の数値がJABFの規定数値に準じている事。
3、医者から運動を禁止されてない事。
4、心疾患がない事。
採点
ヒットとは、攻撃したパンチに対して受けた側が反応してない場合に認められ1点が加点される。反則パンチ(タッチ)は反則を受けた側が、レフェリーの指示により2点加点される。 デフェンス技術は、各ラウンド毎に加点される。
採点が同点の場合は
- 攻防が優れている
- タイミングバランスが良い
- スピードが有りパワフルで有る
- スタミナが有り積極的に手が出せる
- フェアプレー・リングマナーが良い
上記総合評価して勝者を決定する。
軽微なタッチについては試合を中止して指導するか、そのまま続行させるかはレフェリーの判断に委ねる。
試合参加資格
試合当日は、血圧計による血圧の数値が、JABFに準じている事
ジャッジペーパー
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ジャッジペーパー
階級
幼年の部、少年の部、青年の部、女子の部、壮年の部、シニアの部
特定非営利活動法人 日本キッズボクシング協会