横須賀拳闘塾「全人庵」

全人庵はボクシングの合宿所です。ボクシングの技術向上を目指して 強くなる事は勿論の事ですが、人生はボクシングだけでは終わらない。 むしろ、第2の人生の方が長い。であるとすれば、ボクシングだけでは なく、知育・徳育を含むバランスの取れた、人間としての成長を考えなく てはならないとの思いから「全人庵」の名称にした。
「全人庵」の玄関前に80段の階段が有るこの階段が朝はトレーニング 場所に成る。1秒に4段駆け上がると20秒で最上階まで上がることに成る、 早い人で17秒、遅い人でも20秒あれば十分。10本はそれなりにきついト レーニングと成るが、「進歩成長は一歩一歩上を目指し練習を重ね階段を 上るがごとし」である。この階段ダッシュが、足腰を鍛え、スピードを養い忍 耐力、我慢、心肺機能を高める為に効果のあるトレーニング場所と成ってい る。別称「天国への階段」ともいう。
横須賀拳闘塾「全人庵」は1995年設立された。門の上部にある、桜の 木片板には、横須賀拳闘塾「全人庵」と静岡の書家に依頼して毛筆を 彫り込んである。通常は門の横にある潜り木戸から出入りする。庭には、 つげ、赤松、五葉松、赤モミジ、金木犀、さつき、椿、等の樹木が庭木 として綺麗に剪定してある。庭石と石灯籠はトン級の大きさを誇り庭園 にアクセントをつけて居る木造つくりの家屋、中玄関の開き戸を開ける と木板の対立てが有る。
中に入ると紫檀の応接セットが有り東芝製のレコード用4チャンネルステレ オセットが有る。ステレオセットは健在で昭和の懐かしい音色を聴かせてく れる。二階への階段横の部屋にはチョコレート色をした、アトラス製の猫足 ピアノが置いてあり、暖炉の上にはテープとCDを聴くためのコンポが置い てある。ロッキングチェアーに揺られながらのひと時は心身ともに癒される 調理場の前には和室が有る。応接間と同様に四季折々の庭が見える。床 台の上には、桂浜と同じポーズの坂本龍馬像が太平洋を臨みながら「この 国、なんとかせんといかんぜよ。」と言いそうな様相で、全人庵に住み着い ている。部屋の中央には机が有り硯、筆が用意されていて随時、書を楽し む事ができる。桜の木で出来た飾り茶箪笥には、使い込まれた急須が渋い 光を放ちながら並んでいる。此処に居れば昭和が蘇ってくる。
「全人庵」名物特製鍋料理鍋には魚の鮭肉を入れたものと、鳥の腿足肉を 入れたものと2種類ある。肉以外の食材は季節により少々異なるが次の通り である。
夜食鍋料理 大根・キャベツ・白菜・チンゲン菜・ジャガイモ・玉ねぎ・人参・かぼちゃ・もやし ・きゅうり・トマト・ナス・ピーマン・豆腐・油げ・白はんぺん・ちくわ・ソーセージ ・イワシ団子・はんぺん、酒粕・味だしの元・煮干し・小エビ・こぶ・椎茸・ゴマ 味付けは、塩、味噌、醤油、サティー(台湾の魚醤油)、豆板醤、コチュジャン ・キムチ、トムヤムクンスープ、牛乳、豆乳
朝食 トーストパン 林檎 キャベツ、かんきつ類、ニンジン、玉ねぎ、バナナ、ピーマン、 つぶあん、大豆甘露煮、ハム
全人庵特製ドレッシング 中身については好評につき公表しません、合宿に参加した人が味わえるラッキーな味
全人庵スケジュール AM 5:30 起床
AM 5:50 塾長、トレーナー起床連絡、準備体操
AM 6:00 ロードワーク出発
AM 7:15 うみかぜ公園もしくは拳闘塾に帰着。日替わりメニューにてトレーニング
AM 8:00 トレーニング終了、シャワーを浴びる。
AM 8:15 掃除、洗濯、炊事、部屋片付け 夜食事の準備
AM 8:55 朝食準備
AM 9:00 朝食
AM 9:30 朝食終了
AM 10:00 アルバイト出発
PM 18:00 横浜さくらジムにてトレーニング
PM 22:00 夜食事
PM 22:30 就寝
毎週月曜日の朝トレーニングはお休み